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ママ看護師の仕事と育児の両立、これで解決!

仕事と育児の両立は大変、というのはわかっているけど実際何が大変なのかイマイチわからない、、、。

育休中の看護師ママの多くが、復職後の生活に漠然とした不安を感じているのではないでしょうか。

「仕事と育児を両立できるのだろうか」「職場で迷惑をかけないか心配」という声もよく耳にします。

確かに仕事と育児の両立は大変です。しかし、”何が大変なのか?”を具体的に理解して、準備をしておくことで、その不安は大きく軽減できます。

この記事では、3度の育休と2度の復職を経験した私が、実体験をもとに仕事と育児を両立するための課題と解決策をわかりやすく解説します。

また、育休中から始められる具体的な準備方法もご紹介。復職後に安心してスタートを切るためのヒントがきっと見つかります!

目次

ママ看護師が実際に感じた仕事と育児の両立が大変な理由TOP3

No.3 育児と職場のスケジュール調整が課題

私は無床クリニック勤務のため夜勤はありません。現在はパート勤務のため終業時間も決まっており残業もほぼありません。お休みも日祝含め固定のお休みになっています。なので育児との調整は比較的しやすい環境にあります。

しかし少人数のクリニックでは、休み希望が重なった場合に調整が難しいことがあります。このため、事前に職場のルールを把握し、家族と協力しながら柔軟に対応する準備が必要です。

それに比べ病棟看護師の場合はシフト制のため、育児との時間配分が大きな課題になります。特に、夜勤を避けたい場合や保育園の送迎時間を考慮したい場合、職場の制度を確認し了承を得る必要があります。

しかし、職場の人員が不足していたり、育児支援制度が十分に整っていない場合、希望が通らないこともあります。また保育園がやっていない日祝の勤務に入る場合、子どもの預け先を確保しておくなどの調整も必要になってきます。

友人の病棟勤務ママ看護師はに日曜日は旦那さんや義母に子どもの世話をお願いしていました。旦那さんも不規則な仕事だったり、祖父母を頼れない場合はさらに調整が必要以上になってくるかもしれません。

職場や家族に事前に相談して、可能な限り自分のライフスタイルに合わせた勤務形態を確保することが重要です。

No.2 育児と家事の両立で時間が足りない

育休中と異なり、復職後は仕事・育児・家事を全てこなす必要があります。

私の場合、朝起きた瞬間から夜子ども達が眠るその瞬間までとにかくノンストップです。朝保育園に送り届け、職場に着いた時点で一日に体力の半分を消耗した気分になります(笑)

夕方仕事が終わり保育所へお迎えに行き帰宅後はいかにして早く夕食を食べたせ、お風呂へ入れ、寝させるかの戦いです。そのほかに食事作りや洗濯などの家事もあります。

平日の自分の時間と言えば往復の通勤時間と職場でのお昼休憩くらいです、、、。

看護師に限らずほとんどのワーママが「時間が足りない」「自分の時間が取れない」と感じているはずです。睡眠不足やストレスが蓄積しやすい状況に陥りがちです。これが原因で体調を崩してしまうママもいます。

No.1  子どもの体調不良による欠勤が増える

両立が大変な理由の圧倒的No.1は度々おこる子どもの体調不良です!

子どもは本当によく体調を崩します!特に保育園などの集団生活を始めるといろいろな感染症をもらってきます。発熱・嘔吐・下痢・咳・鼻水、と症状も様々でそのたびに仕事を休んでの看病が必要になります。

朝は元気に登園したはずなのに職場についた途端、「お熱があるのでお迎えお願いします、、、。」という電話が来ることも珍しくありません。

なかなか体調が良くならないと欠勤日数も増えていき、職場への申し訳なさも増していきます、、、。たくさんあったはずの有給も飛ぶようになくなっていきます。

私は2回目の仕事復帰時は4月に復帰し、8月には20日以上あった有給がすべてなくなりました(泣)以後欠勤はすべて無給となり収入面でも大変でした、、、。

また、職場によっては急な早退やお休みに対して職場の同僚や上司が十分に理解してくれないケースもあります。「また休むのか」といった無言のプレッシャーを感じることも少なくありません。

そんな環境では、精神的な負担も大きくなり、仕事を続けること自体が難しくなってしまう場合もあります。

このような状況に備えるためには、職場の休暇制度を把握しておくことが重要です。また、子どもの体調不良時に対応できる家族や友人をあらかじめ相談しておくことで、急な欠勤の負担を軽減できます。

【注意ポイント】周りへの配慮でスムーズな両立を目指す

仕事に育児に、とママ看護師が大変なのは間違いありません。しかしママ看護師が仕事と育児を両立させようとする時、少なからず周りで働くスタッフにも影響があることも事実です、、、。

だからこそ、日頃から感謝の気持ちを伝えたり、効率的に業務を進める工夫を取り入れたりして、周囲との関係を良好に保つことが大切です。

1.同僚への負担を軽減するためにできること

育児優先の働き方をしている場合、他のスタッフに負担がかかりやすいです。例えば、夜勤を免除されたり、急な欠勤が続くことで不公平感が生まれることもあります。

解決策:

  • 「欠勤が続いた場合は、出勤日には積極的に業務を引き受けることを心がける」
  • 「効率的な業務遂行で、チーム全体の負担を減らす工夫をする」
  • 「定期的に感謝の言葉を伝えることで信頼関係を深める」

2.職場の人間関係を円滑にするためのポイント

休暇やシフト変更のお願いをする際、しっかりと説明し、普段からオープンなコミュニケーションを取ることが重要です。

具体例:

  • 「例えば、子どもの行事で休む際に、事前に同僚に相談し、『代わりに出勤日にはこの業務を引き受けます』と提案する」
  • 「お菓子や飲み物の差し入れをするなど、感謝の気持ちを形にする」

私のような少人数の職場で働いている場合は当然代わりのスタッフはいないので、急な欠勤の場合は少ない人数で業務をこなすことになります。なので欠勤が続く場合はその分周りのスタッフへの負担が必然的に増えてしまいます、、、。

なので、仕事に行けた日はとにかく積極的に仕事を引き受けるように心がけています。

また頼まれた仕事はなるべくその日に終わらせてから帰るようにしています。明日やろうと引き延ばすと、その明日は子どもの熱でお休みになるかもしれないので、、、(笑)

仕事に対する姿勢は周りのスタッフにも伝わっているようで「限られた時間の中で頑張っているね。」と声をかけてもらえることもあります。

日頃の仕事への姿勢と周りのスタッフとのコミュニケーションでたとえ周りに負担をかけてしまうことが多くても良好な人間関係を築くことは可能です。

育休中の準備が重要!?今からできる3つの対策

1.復職後の働き方について職場と相談する

復職をスムーズにするためには、自分がどのように働きたいかを明確にし、復職前に職場と相談しておくことが不可欠です。

具体的には、以下のポイントを話し合うのがおすすめです。

  1. 勤務形態: 夜勤を避ける、時短勤務を取り入れるなど、希望を具体的に伝える。
  2. シフトの調整: 送迎時間や家庭の状況を考慮した柔軟なシフトを提案。
  3. 緊急時の対応: 子どもの体調不良時にどう対応するかを職場に共有。

かなり踏み込んだ内容にはなりますが、「言いにくいから…」と曖昧な返事をするのが一番危険! 復帰後に「やっぱりできません…」というのがトラブルの要因になります。

事前にルールを明確にしておくことで、復職後のトラブルを防ぐことができます。

2.育児と仕事の両立を助けるサポート体制を確保する

仕事と育児の両立には、家族や外部のサポートが不可欠です。家族やパートナーと協力し、家事の分担を話し合いましょう。

育休中に以下のようなサポート体制を整えておくことで、復職後の負担を軽減できます。

  • 家事代行サービス: 週1回でも家事代行を頼むと、心身の負担が大幅に減ります。
  • ベビーシッター: 急な欠勤時の対応策として、信頼できるシッターを探しておく。
  • 地域の育児支援サービス: ファミリーサポートや病児保育などの自治体のサービスを事前に調べて登録しておく。

3.自分に合った職場を探す方法

色々検討した結果、復職後の働き方にどうしても不安がある場合、育休中に転職を検討するのも一つの選択肢です。

希望に合った職場を見つけるためのポイントはこんな感じです。

  • 条件を明確化: 夜勤なし、時短勤務OK、育児に理解がある職場など、自分が譲れない条件をリストアップ。
  • 情報収集: 転職サイトやエージェントを活用し、条件に合う職場をリスト化しておく。
  • 面接時の確認: 育児支援制度の有無や、働きやすい環境かどうかを面接で確認する。

たとえすぐ転職を考えていない場合でも育休中に希望に合う職場をリストアップしておくことで、復職後にやっぱり転職したいとなった際にスムーズに行動に移すことができます。転職エージェントを活用することで、効率よく条件に合う職場を見つけることができます。

まとめ:仕事と育児の両立のため、小さな準備から始めてみよう

復職後の生活を具体的にイメージしながら、職場や家族と相談し、外部サポートも積極的に活用すれば、育児と仕事の両立はきっと実現できます。ぜひ、小さな準備から始めてみてください!

まずは、自分に合った働き方を職場と話し合う時間を作りましょう。そして、家族や外部の力を借りて、負担を減らす仕組みを整えていくことが、安心して復職するための第一歩です。

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