仕事と育児を本当に両立できるの?
子どもとの時間が減って後悔しないかな?
急な残業が入ったら、お迎えどうしよう・・・
育休中のママ看護師さんは、仕事復帰を考えると不安がつきものですよね。
今までは気にならなかった10~15分程度の残業も、保育園のお迎えがあるとなると、時計が気になって仕方がなくなります💦
実はその不安、育休中の「ある準備」で解消することができるんです!
育休を3回経験して辿り着いた、育休中にすべき準備の最適解をご紹介しますね♪
この準備ができるかどうかで、復帰後の生活が大~きく変わるんです…本当に。育休復帰後に後悔しないためにも、スムーズな復帰を実現するためにも、ぜひ今日から始めてみてください^^
【育休中の看護師ママ必見】スムーズな職場復帰に事前準備が重要な理由
ここで少し、私の第一子の育休復帰後の話をさせてください。
今までできていたんだから大丈夫
私は復帰後の生活を深く考えず、産前と同じフルタイム勤務で復帰しました。
そんな状態でいざ働き始めて、直面した現実は、、、
・8時過ぎに家を出て、帰宅は19時前後
・保育園の送り迎えは義母に頼りきり
・子どもが病気になれば仕事を休むのは私の役目…
・家事も今まで通り、ほぼ私…
一切余裕のない毎日に、疲れ果ててイライラする日々。
何で今まで通りできるって思ったんだろう…
職場復帰に向けて、何の準備もしていなかった自分が情けなくなり、育休中から「復帰後の準備」を始めておけばよかったと後悔が止まりませんでした。
たった一時間で幸福度が劇的変化
余裕のない毎日に限界を感じ、半年後にようやく時短勤務に切り替えました。
時短できる時間は、たったの一時間。
時間的には、たったの一時間ですが、それだけで心にも少し余裕が生まれ、子どもとの時間を取り戻すことが*できました。
この経験から学んだのは、「復帰前の準備がカギ」ということです。
復帰後の生活をイメージし、必要な対策を講じておくことで、職場復帰がずっとスムーズになります。
何より、家族にストレスがかからなくなります!
(母親がキリキリしてると、本当全てが悪循環だなと痛感しました💦)
この教訓を生かして、私が2人目のときに実践した育休復帰5ステップをご紹介しますね!
【育休中の必須準備】後悔しない職場復帰を叶える看護師ママの5ステップ
育休後の職場復帰は不安がつきものですが、育休中に少しずつ準備を進めることで、その負担を大きく軽減できます。これをするかどうかで、復帰後の生活がビックリするくらい変わりますよ!では、早速その具体的なステップをご紹介しますね♪
ステップ1: 復帰後の1日の流れをシミュレーションする
一日の流れを細かくシミュレーションしてみよう!
朝の保育園の準備から職場での業務、帰宅後の家事や育児まで、具体的なスケジュールを書き出して、一日のシミュレーションをします。そして、シミュレーションを通して、「どこがネックになりそうか?」「どこを分担していくのがいいか?」など、家族全員で共有して、分担できる箇所を決めていきましょう!
復帰後の生活がうまくいくかどうかは、家族の協力体制に大きく依存します。家族全員が同じゴールを共有し、現実的な計画を立てることがポイントです!
家事・育児の分担を決める方法
家事・育児の分担
- 保育園の送迎は誰がする?
- 日常の家事はどう分担する?
育休中にママが家事や育児を多く負担しているケースは多いですが、復帰後も同じではママの負担が大きすぎます。家事・育児が育休中と同じ負担だと、ママは早々に限界を迎えてしまいます…夫や家族と現実的な役割分担を決めることが重要です。一人で全て抱え込みはNGですよ♪
祖父母の協力を得るポイント
- 具体的にお願いする
「週に2回保育園の迎えをお願いしたい」といった具体的な内容で頼むのが効果的です。抽象的な依頼はトラブルのもとになるので要注意です💦 - 限界を理解する
祖父母に負担をかけすぎると、関係悪化の可能性も…良好関係を続けるためにも、限界を知って協力の範囲を確認しましょう。
子どもの体調不良時の対応策
- 病児保育の登録をする
病児保育は復帰後に大いに役立つサービスです。事前に最寄りの施設を調べ、登録しておきましょう。 - 誰が保育園に迎えに行く?
- 病院への付き添いや看病はどうする?(有給日数確認)
- 職場との調整をしておく
職場に「体調不良時は休む可能性がある」ことを伝えておくと、復帰後のトラブルを防ぎやすくなります。この一言が、職場側の心構えにも繋がるよ!
ステップ2: 育児中に使える制度を調べる
看護師としての復帰後生活を支えるためには、育児支援制度を最大限活用することがポイントです。看護師に特化した育児支援制度もあるので、育児と仕事を両立するための制度を理解し、最大限活用しましょう。
おさえておきたいオススメ制度
- 短時間勤務制度
育児中の看護師にとって特に重要な制度。子どもが3歳になるまでは利用可能な場合が多く、勤務時間を減らすことで生活に余裕が生まれます。 - 子の看護休暇
小学校入学前の子どもの病気や検診・予防接種にも利用できる休暇制度です。事前に職場の規定を確認しておきましょう。 - 残業・深夜業の制限
3歳未満の子どもがいる労働者を対象にした残業免除制度。
職場との事前相談の重要性
事前に職場へ相談し、活用できる制度を確認しておくことが大切です。
- 活用可能な制度の確認
短時間勤務やフレックス制度が利用できるかを人事担当者に確認しておきます。 - 復帰後の業務内容について話す
復帰後にどのようなシフトや役割が想定されるかを上司と話しておくと安心です。
ステップ3:自分の希望する働き方を明確にする
ステップ1・2をもとに自分の希望を整理して、復帰後にどのような働き方をしたいのか明確にしておきましょう。
- 働き方の優先順位を決める
たとえば、「子どもとの時間を最優先したい」なら時短勤務やパート勤務を選ぶ、「収入を重視したい」ならフルタイム勤務を選ぶといった形で、条件を明確にします。夜勤や土日の勤務は可能かもしっかり決めていきましょう。 - 実現可能性を確認する
希望する働き方がもとの職場で可能かどうか、現実的な視点でチェックします。難しい場合は、異動希望や転職も含めた選択肢を考えましょう。
すべての希望が叶うとは限りませんが、希望を明確にすることで実現の可能性が高まります。
ステップ4:小さなステップで始められる復帰準備
ステップ1~3を想定して、育休中の生活の中で、少しずつ取り組めることを始めてみましょう!少しずつ積み重ねていくことで、復帰の不安を減らすことができます。
- 1日5分の「職場復帰準備タイム」
家族との話し合いや情報収集・復帰したときの起床時間を試してみる、など…1日5分でも復帰準備に時間を使う習慣を作ると、イメージが現実的になり、スムーズに準備が進みます。 - 新しい家事ルーティンを試す
復帰後の時間の制約を想定し、効率の良い家事方法を取り入れてみましょう。「まとめ調理」「食洗機の活用」「宅配スーパー」など、時短アイテムが心強い味方になります♪
少しずつでも準備することで、育休中の取り組み次第で復帰後の生活が大きく変わりますよ!
ステップ5:もしもの時の『逃げ道』の用意
どれだけ準備を進めても、不測の事態が起きるのが子育てです。
育休明けの職場復帰で問題が発生した際に備えて、心の余裕を保つためには「逃げ道」を用意しておくことも重要です。
復帰後に発生する可能性がある問題としては…
・子どもの体調不良が頻発し、仕事に十分に集中できない。
・職場の協力体制が不十分で、負担が大きくなる。
・自分自身の体調やメンタルが追いつかない。
などなど。
こうしたトラブルが続くと、働き続けること自体が難しくなる場合もあります。そんな事態に備えて、育児支援制度が整っている職場をリスト化しておくのがオススメです。
・残業が少ない
・柔軟な勤務形態を選べる
・ママナースが多く在籍
・院内保育がある など
ママナースが働きやすい職場の情報を「逃げ道」として準備しておくだけでも、将来の選択肢が広がって、復帰後のメンタルが全く違います。
「辞めるしかない」と追い込まれても、転職や休職といった「逃げ道」を準備することで、焦らず対処ができますよ^^
まとめ:育休明けをポジティブに迎える準備を!
育休明けの職場復帰には不安がつきものです。しかし、事前に準備をしっかり整えることで、不安を解消し、スムーズな復帰を実現することができます。復帰後、後悔をしないためにも、ストレスフリーな復帰を迎えるためにも、早速今日から復帰準備始めてみましょう^^